建物構造の種類やメリット・デメリットを解説します。賃貸お役立ちコラム | 大宮の賃貸のことならリロの賃貸　レックス大興

建物構造の主な種類

ここでは建物構造の主な種類を紹介します！

木造

主な構造部分が木材になります。
今でも多く使用されています。

鉄骨造

鉄骨造には、主に二種類あります。
軽量鉄骨造と重量鉄骨造です。
軽量鉄骨造は鉄骨の厚みが6ｍｍ未満のことを言います。6ｍｍ以上は重量鉄骨造のことをいいます。

重量鉄骨造は、主に階数の多いマンションに使われていることが多いです。
軽量鉄骨造は、1階建てや2階建てのアパートに使われていることが多いです。

鉄筋コンクリート造(RC)

名前通り鉄筋とコンクリートが組み合わさった構造のことをいいます。
 

鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC)

鉄筋コンクリート造に鉄骨造が組み合わさった構造をいいます。
非常に頑丈で、主に高層の建物に使われていることが多いです。

各構造のメリット・デメリット

各構造のメリット・デメリットを紹介します。

木造

・メリット
建築コストが低いため家賃が安い傾向にあります。
湿気の吸収性・放出性に優れているため一定の室温と湿度を保つことができ、夏は涼しく、冬は暖かいという特徴があります。

・デメリット
虫が出やすい。
遮音性が低いため楽器の演奏などには別の対策が必要です。
通気性があるため、冷暖房が効きにくい傾向にあります。

鉄骨造

軽量鉄骨造

・メリット
木材に比べて、耐震性・耐久性に優れています。
RC造に比べて家賃が安い傾向にあります。

・デメリット
木材に比べて通気性や断熱性が低く、また外気の影響を受けやすいので「夏は暑く、冬は寒い」という状態になりやすくなります。
防音性が低いので、騒音には別の対策が必要になります。

重量鉄骨造

・メリット
木造や軽量鉄骨に比べると、防音性が高くなります。
6mm以上の鋼材を使用しているので耐震性に優れています。
木造や軽量鉄骨造に比べ、設備が豊富な物件が多くあります。

・デメリット
木造に比べると通気性が良くありません。
外気の影響を受けやすく断熱性が低い傾向にあります。
木造や軽量鉄骨造に比べてコストがかかるため、家賃が高くなります。

RC造

・メリット
耐火性・防音性・耐震性・気密性・耐風性・耐水性が高いという優れた構造になります。

・デメリット
構造上コストがかかるため、家賃が高くなります。
室温管理が困難で通気性が悪く、結露やカビが生えやすいのが特徴です。
外気の影響を受けやすいので「冬は寒く、夏は暑い」傾向にあります。

SRC造

・メリット
耐火性、耐久性、耐震性、遮音性いずれにおいてもトップクラスです。
広々とした空間も作りやすい構造です。

・デメリット
建築費用が高額になるため、家賃が1番高くなる傾向にあります。

各構造のおすすめポイント

各構造のおすすめポイントを紹介します。

木造

・家賃を抑えたい方。
・お部屋を広く使いたい方。

物件を探す際に良く目にする事が多いのが木造物件です。
木造物件は家賃を抑えたい方やお部屋を広く使いたい方におすすめです。
通気性は良いが防音性は低く、冷暖房が効きづらいです。

鉄骨造

・生活音をあまり気にしない方。
・設備にこだわりがある方。

軽量鉄骨造・重量鉄骨造でメリット・デメリットがありますが、生活音をあまり気にしない方は軽量鉄骨造。気になる方は重量鉄骨造がおすすめです。
設備にこだわる方は重量鉄骨造がおすすめです。
ですが、木造に比べて家賃は少し高く設定されていることが多いです。

RC造

・生活音が気になる方
・お子さんがいる家庭
・楽器を使いたい方や音楽を楽しみたい方。

RC造は木造や鉄骨造に比べて防音性が高い為、生活音が気になる方やお子さんがいる家庭は音が響くなど気にせず暮らせるのがRC造です。
又は、耐震性・耐久性が高い為、安全面を重視する方にもおすすめです。
ですが、家賃が高く設定されていることが多いです。
そしてカビが生えやすい為、こまめな換気が必要になります。
 

SRC造

・生活音が気になる方
・お子さんがいる家庭
・安全性を重視する方

他の構造に比べて安全性や防音性・耐久性が高い為、静かに暮らしたい方や安心して暮らしたい方にはおすすめです。
ですが、家賃が高く設定されています。
 

記事のまとめ

建物構造の主な種類とメリット・デメリット・おすすめポイントを解説しました。
各構造の魅力を抑えながら、自分のこだわりに合った物件を探してみてください！