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女性の一人暮らしの防犯対策についてご紹介!
女性の一人暮らしの防犯対策についてご紹介!

初めての一人暮らしでは、不安なことの一つに防犯対策についてが挙げられると思います。どの程度の防犯対策が必要なのか、不安に感じますよね。今回はそんな不安を少しでも和らげるために、一人暮らしでもできる防犯対策についてご紹介いたします!​

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一人暮らしに防犯対策は必要?

そもそも、防犯対策は必要なのか疑問に思う方もいるかもしれません。また、どのような被害が考えられるのかを知りたい方もいると思います。この項目では、実際の犯罪件数や手口についてご紹介いたします。

侵入窃盗の件数

侵入窃盗とは、不法な侵入による窃盗を意味するもので、空き巣や泥棒などと呼ばれています。
警察庁の統計によると令和4年に発生した侵入窃盗は、認知件数で15,692件で、一日あたり約43件発生していることになります。

また、このうち33%が一戸建て住宅を狙ったもので、3階以下の共同住宅を狙った侵入窃盗が7.8%、4階以上が4.3%です。
侵入窃盗のうち約3分の1が空き巣による被害であり、認知件数の中では最も多いものです。
 

参考:住まいる防犯110番 (npa.go.jp)

侵入強盗の件数

侵入強盗は、暴行や脅迫を手段として行われたものを指しています。
令和4年の発生認知件数は129件で、そのうち身体犯を伴った侵入強盗は100件です。

また、侵入強盗の被害にあった17.6%は一戸建て住宅で、17.6%が3階以下の共同住宅、9.3%が4階以上の共同住宅を狙ったものです。


参考:住まいる防犯110番 (npa.go.jp)

侵入経路・手口

次に、侵入窃盗・強盗の侵入経路と手口についてご紹介します。

警視庁の統計によると、令和4年における侵入犯罪の侵入経路は、多い順で以下のとおりです。

・出入口
・居室の窓
・縁側、ベランダの窓
・居室やベランダ以外の窓


最も多い侵入経路である出入り口からの侵入は57.1%で、その手口のほとんどは無締まりによるものです。

参考:tokyo.pdf

以上の統計からも、一人暮らしにも防犯対策は必須であるといえるでしょう。

防犯対策

ここまで実際の侵入犯罪の件数と手口について確認しましたが、ここからは実際にできる対策について、ご紹介いたします。

部屋選び

まず、防犯対策としてそもそも侵入犯罪の標的になりにくい物件を選ぶことが重要です。
ここでは、防犯対策としておすすめの条件・設備をいくつかご紹介します。

・2階以上
・モニター付きインターホンを設置
・オートロック完備
・雨戸、防犯シャッター付き
・防犯カメラ付き


などの条件がおすすめです。他にも、管理人常駐なども条件としておすすめです。

2階以上の物件は、防犯対策として支持される条件の一つですが、窓やベランダの近くに登ることができるような大きな木や自動販売機がないかを事前に確認しておきましょう。

防犯テクニック

次に、女性の一人暮らしでも可能な防犯テクニックについてご紹介いたします。

・室内の情報を外に漏らさない

洗濯物はできる限り部屋干しにすることや、郵便ポストに投函物をため込まないことなどが防犯対策として有効な手段の一つです。
洗濯物は、性別だけでなく在宅・帰宅時間などの生活リズムの情報を含んでいるため、外に干しているとそれらの情報が外に漏れていることになります。
また、郵便物をため込んでいると、ポストから飛び出てしまった郵便物に、名前や住所などが書かれているため個人情報が公開された状態になってしまい危険です。

これらの他にも、カーテンの色や柄が女性的なデザインのものだと、外から見たときに女性が住んでいることが分かりやすいため、なるべく中性的なデザインのものや、遮像効果があるものを選ぶことがおすすめです。

・周囲に人がいないか確認する

帰宅して鍵を開けるときや、エレベーターに乗り込む際などに背後や周囲に人がいないかを確認してから中に入るようにしましょう。これによって、押し込み強盗などの被害を未然に防ぐことができます。

また、オートロックの場合には「共連れ」といって、入室資格がない不審者等の人物が、開錠された隙に居住者などの関係者を装って侵入することがあります。共連れを防ぐために、周囲の確認をしましょう。自分だけが被害者になるとは限りません。

・防犯グッズを活用する
市販の防犯グッズも、侵入犯罪を未然に防ぐには有効な手段です。侵入に手間をかけさせることによって、不審者に侵入を諦めさせることができるからです。
具体的な防犯グッズの例は次の項目で、ご紹介いたします。

以上の例の他にも、様々な防犯対策があります。

なお、侵入犯罪が発生した事例の半数近くが、戸締りをしていなかったために侵入されてしまったケースです。
ゴミ出しなどのごくわずかな外出時間でも必ず戸締りをするだけでなく、在宅時であっても常に玄関に鍵をかけておくなどの防犯対策を心掛けて、被害に遭う可能性を少しでも抑えましょう。

防犯グッズの実例

最後に、防犯グッズの実例をご紹介いたします。賃貸でも導入しやすいものもあるので、積極的に活用して侵入犯罪の対策をしましょう!

補助鍵

補助鍵は、窓ガラスの枠やレールなどに取り付けるもので、侵入に手間取らせることができる防犯グッズです。
穴を開けなくても設置できる、粘着タイプのものなどもあるため、賃貸でも導入しやすい防犯グッズの一つです。

防犯フィルム

防犯フィルムは窓ガラスに張り付けることで、窓を割られにくくするものです。
簡単に取り付けることができる有効な防犯グッズである一方で、粘着力が強く、剝がれにくい性質を持っているため、退去時に手間になることがあり、賃貸で設置する場合には注意が必要なグッズです。

センサーライト

人の動きなどに反応して光るもので、侵入されやすい場所に設置することで夜間の侵入対策として効果的です。磁石や粘着テープなどで気軽に設置できるものもあります。
空き巣などの侵入者は、犯行を目撃されたくないことから光や音を警戒しているため、光るだけでも防犯効果を期待できます。また、在宅時には不審な行動に気が付きやすくなります。

ドアスコープカバー

ドアスコープは来訪者の顔が確認できる一方で、道具を使えば外から覗くこともできてしまうため、覗きや盗撮ができてしまいます。
また、ドアスコープごと外されて解錠されてしまったという事例もあるため、注意が必要です。
ドアスコープカバーは他の防犯グッズと比べても比較的安価で手に入りやすいため、積極的に導入することをおすすめします。

記事のまとめ

以上、一人暮らしの女性におすすめの防犯対策についてご紹介しました。

「安心を買う」という言葉があるように、対策をして損することはありません。
空き巣被害は年々減少しているものの、いつ自分が被害に遭うかわかりません。できる限りの防犯対策をして被害に遭う可能性を減らし、万が一被害に遭った時にも最小限に抑えられるようにしましょう!


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