一人暮らしは、部屋を自由に使うことができる分、ついつい散らかってしまう方もいるのではないでしょうか。今回は、一人暮らしで部屋をきれいに保つコツをご紹介します!
一人暮らしでは、自由に生活することができる分部屋が散らかってしまうことがあるのではないしょうか。そもそも、なぜ部屋が散らかってしまうのか、原因から考えてみましょう。
一人暮らしは、ワンルームなどの狭い部屋に住んでいる人が多いと思います。狭い限られたスペースで生活して、その限られた空間で必要な物を置いているため、物が詰まって見え、散らかった印象になりやすいです。
一人暮らし向けの賃貸では、間取りが小さく収納スペースもその分限られるため、十分な収納量がないことが多くあります。そのため、収納スペースに収まりきらない物があふれてしまい、整頓されない原因になることが考えられます。
また、収納スペースが足りないことで、物の定位置が定まらず「とりあえず置いておく」状態の物が増えて、結果として部屋が散らかる原因にもなってしまうと考えられます。
先述のとおり、一人暮らし向けの部屋は狭いため、間取りにも収納スペースにも十分な広さがなく物があふれてしまったり、理想の部屋を作ろうとして、物を買いすぎて部屋が散らかる原因になることが考えられます。
また、物の隙間にホコリがたまってしまい、室内環境悪化の原因になってしまうことも考えられます。
ここまで、部屋が散らかってしまう原因についてご紹介しましたが、本項目では部屋が散らかっていることによるデメリットについて解説いたします。
・必要な物が見つからない
・落ち着かない
などが挙げられます。
一つ目のように、物が見つからない状態が続くと、「必要なのに見つからないから、改めて同じような物を購入する」という、経済的にも無駄なことが繰り返されてしまう原因にもなってしまいます。
また、この行動が繰り返されることによって、物が増えてさらに部屋が片付かなくなることも考えられます。
二つ目は、メンタル面で大きなデメリットになります。本来リラックスできる自分だけの空間になるはずの部屋が、片付いていないことによって、落ち着かずにストレスになってしまうことが考えられます。
また、誰かを部屋に招待したいときや急な来客に対応できないというケースも考えられます。
部屋が片付いていないということはストレスの原因にもなってしまいます。
ここからは、実践編として片付けのコツについてご紹介いたします。
まず初めに、片づけたい場所にある物をすべて出して、今自分が所有している物を把握することから始めましょう。
この時に、初めから部屋全体を片付けようとするのではなく、「台所」や「クローゼットの中」などといったように、部屋の中をエリアごとに区切りって片づけ始めることがおすすめです。
エリアの中の物をすべて出したら、出した物を選別することです。「いる」・「いらない」の他に「迷う」・「移動」などの選別袋や箱を設けると、よりスムーズに物の選別が可能になります。
「迷う物」は捨てるまでの期限を設けて、改めて処分する機会を設けて見直しましょう。
「移動」は、定位置を移す物を分類しましょう。今の場所よりも、定位置を移動したほうがより便利になる物などの分類です。その時には、一目でわかるように付箋やマスキングテープなどで移動先を記しておくとよりスムーズに片づけることができます。
必要なを選別できたら、次は使う頻度ごとに分類します。
・毎日使う
・たまに使う
・(必要だけど)ほとんど使わない
例えば食器類では、茶碗や箸などは「毎日使う物」、丼は「たまに使う」、オーブン調理専用など使用する場面が限られる特殊な皿などは「ほとんど使わない」に分類しましょう。
必要な分類が完了したら、定位置を決めましょう。
この時に、食器は棚に、カトラリーは引き出しに、などカテゴリーごとにまとめてしまいましょう。物の定位置を定めることで「とりあえず置いておく」状態の物がないようにします。
以上の4ステップをエリアごとに繰り返して、部屋をきれいにしていきましょう!
部屋のすべてを片付けようとするのではなく、エリアごとに区切って片づけていくことが重要です。
実践編として、4ステップの片づけ方についてご紹介しました。ですが「いらない物を見極められない」という方もいると思います。ここからは、処分する物の基準の例を3つご紹介いたします。
一年間を通して使うことがなかった物は、今後も使う可能性は低い物です。特に、衣類などは流行や季節などで好み、必要か不要かなどが変化する物です。
思い出の品でもなく、使ってもいないという物は潔く処分しましょう。
壊れた電子機器やヒビが入った食器など、本来の使用用途を果たすことができない状態になっている物は、取っておいても収納スペースを圧迫するだけなので処分しましょう。
また、サイズの合わない服や靴も同様です。
使用用途が同じで複数ある物は、減らしたとしてもすでに一つあるので、そこまで困ることもありません。
特に、ボールペンやハサミなどの文房具は複数所持していることが考えられます。用途が同じで複数個必要がない物は捨ててしまいましょう。
以上、処分する基準の例を3つご紹介しましたが、この他にもマイルールを決めてみましょう。
処分する物について一つ注意点があります。
処分することによるデメリットが大きすぎる物や、捨てることにストレスを感じるような物は、よく考えて処分するか決めましょう。例えば、服が好きだけど、必要以上に処分してしまってファッションが楽しめない、などの例が挙げられます。
生活の質を落とさないことを目安に、処分する物の基準を見極めましょう。
自分が過ごしやすい環境を作るための片づけですので、かえってストレスの原因を増やしてしまうことがないように、無理のない範囲で処分するようにしましょう。
最後に、片付けが完了したきれいな状態を保つためのコツをご紹介いたします。
使った物は使い終わったら必ず、定位置に戻しましょう。「とりあえず置いておく」状態の物が増えれば増えるほど、また部屋の中が散らかった印象に戻ってしまいます。
決めた定位置に戻すことを習慣化して、無意識でも部屋をきれいに保つことができるようにしましょう。
片付けでせっかく減らした物を増やしてしまうと、また部屋が散らかり始めます。欲しい物があっても衝動的に購入したりせず、一度考えてから購入しましょう。
定期的に掃除をすることで、掃除をしながら今ある物の管理もできます。そうすることで、物を無用に増やしてしまうことも防ぐことができます。
また、掃除で出た不用品も溜めておかずに、早めに処分することを心掛けて部屋をきれいに保ちましょう。
今回は、部屋をきれいに保つための、さまざまなコツをご紹介しました。
部屋がきれいに保たれていると、気持ちが良いですよね。部屋が整っていると精神的にも、経済的にも大きなメリットがあります。
ぜひ本記事を参考に、きれいな状態をキープして快適なお部屋にしましょう!
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