クローゼットとウォークインクローゼットのメリットとデメリットは？それぞれを比較・ご紹介賃貸お役立ちコラム | 大宮の賃貸のことならリロの賃貸　レックス大興

クローゼットの種類と特徴

衣類などの収納として活躍するクローゼットには、主流なものでクローゼットとウォークインクローゼットがあります。それぞれの特徴を理解しましょう！

クローゼットの種類と特徴

クローゼットは、壁面に設置された収納のことを指します。間取り図では「CL」と書かれています。奥行きは５０～６０ｃｍ程度が一般的で、衣類の幅に合わせた広さで設計されています。この程度の奥行きのクローゼットが使いやすく、おすすめです。

ウォークインクローゼットの種類と特徴

ウォークインクローゼットは、中に入って歩くことができる大きさのクローゼットを指します。間取り図には「WIC」と書かれています。およそ1畳半～２畳ほどの広さがあるため、クローゼットよりも収納できる量が多くなります。また、広さがあることから中に入って物を出し入れしたり、着替えることも可能なことも大きな特徴です。

狭めのクローゼットであれば、壁の片面に収納ができるI字型とL字型のレイアウトが一般的です。間取りに余裕のある場合は、向かい合うように収納ができる二列型、出入り口を除いた壁三面に収納が可能なコの字型のレイアウトが向いています。

さらに、ウォークインクローゼットには、ウォークスルークローゼットという、出入り口が２ヶ所あって通り抜けることが可能なタイプのものもあります。

それぞれのメリット

ここまで、クローゼット特徴についてご紹介しましたが、ここからはそれぞれのメリットについてご紹介いたします。

クローゼットのメリット

丁度いい広さだから、効率的！
クローゼットは衣類の肩幅に合わせて丁度良い広さで設計されているため、人が立ったり通り抜ける動作やスペースが不要なため、効率的に収納することが可能です。
また、一面に衣類などを収納することができるので、物の場所の把握が簡単なこと、物を取り出しやすいことがメリットとして挙げられます。

スペースが余らない！
前述のとおり、クローゼットは丁度良い広さの設計のため、服の数が少ない人やお子様の収納などに最適で、空いたスペースに小物を収納することもできるため、デッドスペースが発生しにくいこともメリットです。
 

ウォークインクローゼットのメリット

一般的なクローゼットよりも大容量！
ウォークインクローゼットはクローゼットよりも広く設計され、人が中に入って立ち上がったり、物を出し入れすることが可能です。
またキャリーケースやアウトドア用品など、衣類以外の大きな荷物も収納することが可能です。そのため、荷物が大きい・多い方や、家族など複数人で生活している方に向いています。

広いから荷物の整理が簡単！
ウォークインクローゼットは、中に入って立ったり移動したりすることができる広さがあるので、クローゼットと違って荷物の搬入出や収納が簡単なこともメリットの一つです。
 

それぞれのデメリット

あると便利なクローゼット収納ですが、本項目ではそれぞれのデメリットも確認してみましょう。それぞれの良い点、悪い点を知って、ぜひ理想のお部屋探しの参考にしてみてください。

クローゼットのデメリット

衣類以外の収納に向いていない
クローゼットは衣類に適した大きさに設計されているため、ウォークインクローゼットに比べて奥行きがありません。そのため、布団や大きめのバッグなどの収納ができないことがあります。

衣類の量が多いと入りきらないことも
衣類に合わせた設計ながらも、量が多い方はクローゼットのみでは入りきらないこともあります。そのため、クローゼット以外にハンガーラックを部屋の中に増設したり、床に荷物を置く必要があることもデメリットの一つです。

ウォークインクローゼットのデメリット

ある程度の広さが必要
クローゼットと違って、ウォークインクローゼットは多くのスペースを必要とするため、生活をする部分が狭くなってしまうことがあります。

整理整頓が必須
たくさんの物が収納できる分、どんどん物を詰め込んでしまうと、物があふれて管理が難しくなったり、通気性が悪くなりカビや害虫の発生原因になることも考えられます。そのため、ウォークインクローゼットの中に窓がない場合などは特に、こまめな換気や掃除が必要となります。

物が少ないとデッドスペースに
ウォークインクローゼットは広さがあって物がたくさん入る分、物が少ない人や一人暮らしの場合は、余分なスペースがうまれてしまうことも考えられます。

まとめ

以上、クローゼットとウォークインクローゼットの特徴とそのメリット・デメリットについてご紹介してきました。最後にそれぞれを一言でまとめると、

・クローゼットは、衣類の収納に特化しているが、その分多くは収納できない。
・ウォークインクローゼットは、衣類以外もたくさん収納可能だが、適当に収納するとカビや害虫の原因になることもある。

クローゼット収納は、住む人数や持ち物の多さによってメリット・デメリットが変化します。それぞれの特徴を踏まえて自分に合ったお部屋を探してみてくださいね。